お勧めDVDソフト

(1)「RED PLANET2001/7/8

先日購入したHiFiビデオ/DVDダブルデッキも、ソフトがなければパソコン
と同じでただの箱。でも近所のレンタルビデオ店ではまだDVDレンタルはや
っていないので、梅田やポンバシに行くたびにあまり高価でない映画ソフトな
どを探し歩いています。ここしばらくでは2本の洋画ソフトをゲットしました。
そこでこれから少しずつお勧めDVDソフトということでご紹介していきたい
と思います。ご紹介のポイントはずばり、面白さと「ソフトの安さ」です(^^)。

ところで、通常のビデオソフトとDVDの決定的な違いは、その画像の美しさ
もさることながら、メニュー画面を駆使して音声や字幕を選択できる事です。
レンタルビデオショップではPCをいじりながら映画を見るために一生懸命日
本語吹き替え版を探すのですが、最近の映画のDVDではその気遣いはありま
せん。もともとの音声を楽しみたければ英語音声+日本語字幕とすればいいし、
横で流れて音声中心でもストーリーが判るには日本語吹き替えがベストです。
つまりDVD1本で普通のビデオの2倍以上の楽しみがあるというわけで、こ
れで廉価ならいうことありませんね。

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前置きが長くなりましたが、その第1本目のご紹介は「RED PLANET」。私の洋
画の趣味はほとんどが宇宙関連のSFです。その昔「2001年宇宙の旅」に影響
され感動した記憶がきっと原体験になっているに違いありませんが、この映画
は奇しくも主人公の名前が「2001年〜」と同じボーマン船長です。ただしこち
らは女性ですが(^^;;)。

時は2050年。滅亡の危機を迎えた人類が移住先として「RED PLANET」火星を選
び、「火星地球化計画」を実行へ移すべくボーマン船長以下6名の精鋭が派遣
されるのですが、火星目前で母船に大きな無重力火災が発生し(この映像がま
たすごかったですねー)船長だけを残して5名は火星へ着陸。ところがそこに
は「地球化計画」で発生させるはずだった呼吸可能な大気がすでに存在したの
でした。

生き延びたものの帰還するすべのない5名が火星表面でいろんな困難に直面し、
一人、また一人と減っていくサバイバルドラマはそれだけで充分面白いもので
すが、妙に遠い架空の天体ではなく火星が舞台であるだけに非常に現実味を帯
びた近未来SFに仕上がっています。そしてきちんとラブストーリーの要素も
忘れないところはさすがアメリカ映画かなて感じですね。

ボーマン船長にキャリー=アン・モス、最後まで生き残るギャラガにヴァル・
キルマーと、洋画ファンでもなければおそらくさほど知られていないキャスト
ですけど、こういう映画はキャストじゃないなーという思いを強くした映画で
した。

本編107分、映像特典15分、二ヶ国語音声/字幕、16:9LB
定価2500円、ポンバシのとある店で2250円でした。

次回は「コンタクト」(ジョディ・フォスター主演)の予定です。


(2)「コンタクト」特別版 (2001/7/25)

オススメDVDのようやく第2回目です。この間いろいろ話題があったのでな
かなか書けなかったっすね。

「コンタクト」の原作者はあのカール・セーガン氏。一説ではかなり映画と原
作は違うという話ですが、まぁ全く原作通りに映画作っても面白くないでしょ
うからね。ただ、おそらくこの映画に表現されている女性主人公アロウェイ博
士の宇宙への憧れ、そして宇宙からのメッセージへの期待は原作に忠実なもの
であろうと予想しています。

物語はこの憧れと期待を中心に進み、宇宙からのメッセージの解読が行われ、
そこに込められた内容が初めての地球外知的生命体との「コンタクト」をする
ための方法であると判明します。その図面通りに作られた巨大な施設は、その
「コンタクト」が神への冒涜だとする過激派に一度は破壊されるものの、なぜ
か日本の北海道で極秘裏に作られたもう一つの同じ機械から結局博士自身が
「飛ぶ」事になって物語はクライマックスを迎えます。

巨大な3本のリングが交錯しながら高速で回る中を彼女を乗せたポッドが落ち
て行き、そして彼女は一瞬のうちに空間を移動して初めての「コンタクト」を
成功させ、地球外生命体からのメッセージを受け取るわけですが・・・

結末はこういったSFにお決りの「大成功」的な終了ではないところがちょっ
と珍しい印象のある映画ではありますが、しかし原作者カール・セーガンのメ
ッセージ、そして監督ロバート・ゼメキスのメッセージは、宇宙SFを好んで
見る観客には充分伝わって来ます。それは「人類は孤独ではない、しかしまだ
成熟していない。焦らず、ゆっくりと外へ目を向けていけばいい」ということ
だろうと私自身は理解しています・・・

現実的には私の目の黒いうちには地球外知的生命体とのコンタクトはおそらく
無理でしょう。でも子孫たちに夢を託してみたいという気を起こさせる物語だ
ったと思います。新潮文庫版の原作、明日にでも探してみよう・・・

本編150分、映像特典43分 二ヶ国語音声・字幕 16:9LB
定価2500円 近所のCDショップで2250円で購入。

次回は「スペース・カウボーイズ」です。

(3)「TITAN A.E.」特別編(2001/8/22)


おすすめDVDの3回目は、「Space Cowboys」を予告していましたが、昨日
たまたま購入したこのタイトルが非常に面白かったので予定変更っす(^^)。

まず最初に断っておきますと、これは実写映画ではありません。アニメーショ
ンです。しかし、そんじょそこらの漫画映画とはわけが違います。作品全体が
3DCGで描かれ、しかも銀河系や惑星群などはハッブル望遠鏡での実際の観
測データに基づいて科学的に作成されているため、宇宙の描写や宇宙船などは
実写以上にリアルな映像となっています。そんな中に活躍する人間はディズニー
の映画によくでてくるような表情豊かなキャラクタになっていて、動きも非常
になめらかです。

物語は西暦3028年、侵略者に地球を破壊され故郷を追われ流浪の民となった地
球人の生き残りが、地球再生の鍵となる伝説の宇宙船「タイタン号」を求めて、
そのありかの地図を託された宇宙孤児ケールを中心に侵略者と戦っていく壮大
なスペースオペラです。CGの凄さに見惚れてしまいがちですが、ちょっと
「忠臣蔵」に似たところのあるストーリーは日本人の心にも染みやすいものだ
と思います。しかしそれにしても地球が破壊されるシーンでのCGの素晴らし
さと言ったら・・・

3DCGを堪能するだけでも充分見る価値ありの低価格DVDです・・・

「TITAN A.E.特別編」
本編96分、映像特典34分+画像、音楽のオマケあり。
二ヶ国語音声・字幕 16:9LB
定価2500円 近所のCDショップで2250円で購入。


(4)「インビジブル」(2002/2/5)


「インビジブル」はご存知の方も多いと思いますが、いわゆる「透明人間」テー
マの作品です。透明人間はその身体を光が全て通過するわけだから、逆にその透
明になった人間は外からの光を網膜に投影させることができないので、少なくと
ものがまったく見えなくなるだろう、といった純粋に科学的な否定的意見は横へ
置いておいて、とにかくその映像効果、SFXの凄さにはただただあきれ返って
しまいます。

昨年の夏だったか、ポンバシのDVD/CDショップの店頭の大きなモニタでこ
の「インビジブル」の人間が徐々に透明になっていくシーンを目の当たりにして、
いろいろSFXも見たけどこんなスゴイのは初めてだな!と感動したのがこの作
品への思慕の始まりでした。たぶんCGだろうけど、それでもスゴイ!でも、結
構高価いなぁ(といっても今考えたら一万円以上していたかつてのビデオなんか
よりよほど安いのですけどね)という思いで、いつか2500円割ったら買うぞーな
んて思ってたのです。その同じ店で中古とは言えほとんど新品同様で2280円なん
て値段見たら気絶せずにおれませんでした(^^)。

スゴイばかりいってても始まらないのですけど、生物を透明化する薬剤を末梢静
脈から注入してそれが徐々に身体に行き渡っていくにつれ、皮膚の表面から徐々
に消え始め、皮下の筋肉が見え、下層の筋肉が現れ、ピクピク動く心臓があらわ
れそして消えていき、最後には骨格が残ってそれも完全に消えてしまうまでのほ
んの数分間、本当に画面から目が離せません。この数分間を見るだけでもこの作
品を買う値打ちはあるというものです。

ポール・バーホーヘン監督は当初CGで作れば楽勝だなんて思っていたとメイキ
ングで述べられています。しかし始めてみるとその困難さは予想外に大きく、さ
らに企画されはじめた1989年にはまだ全てを画像化する事は不可能とされていた
ということで、つまりこの数年間のデジタル技術の急激なる進歩がこの映画の完
成を可能にさせたというわけですね。

しかし、この特殊映像、SFXに目を奪われていると、この作品の本当のテーマ
を見逃してしまいます。それは、人は透明になれたときにどうなるのか、という
ことです。自分の姿が見えなくなって何をしても見られないとなると、当然気分
的にはまるで「神」になった気分になるでしょうね。その大きな変化に人間が堪
えうるのかどうか、という問いかけがこの作品ではされているように思います。

ま、しかし、難しい理屈抜きで充分楽しめる作品で、おススメです・・・

「インビジブル」ソニーピクチャーズエンタテインメント 本編113分 16:9LB
 日本橋でんき会館DISKPLAZAにて2280円(中古価格)にて購入

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