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■3767 / inTopicNo.1)  中性脂肪と血圧が反比例
  
□投稿者/ riverfield -(2009/11/26(Thu) 12:29:24)
    初めて参加します。過去スレッドを確認していないので重複していたらすいません。現在53歳の男性です。自覚的には急に血圧が高くなりましたが、過去の検診結果などを調査してみると2年前から140台-80台ですので高血圧に近い状態だったと思います。体がだるく、仕事の疲れと思って病院に行くと血圧が180-115で驚きました。その後1ヶ月間血圧を計測しておりますが、平均で167-108-脈79です。降下剤を処方され1週間続けておりますが、改善は見られません。自分なりに悪くなった原因を探りたいと、過去の検診結果と血圧を整理してみました。2006年より身長/体重はほぼ一定で、BMI=27くらいです。メタボ判定は予備軍で脂肪肝です。生化学検査の結果と血圧変動をグラフ化したところ、AST(max32)、ALT(max57)、γGTP(max70)、LDLコレステロール(max151)が右肩上がりとなり相関があるようです。これらの悪化に伴い血圧が上昇したのかも知れません。不思議なのは中性脂肪値が右肩下がりになり(min52)、収縮期血圧のグラフと全くの鏡像関係になっています。血圧のグラフは単純な右肩上がりになってなく、1年前にコブがあるのですが、そこまでひっくり返したグラフになっています。血圧には自信があったので治療中の今でも釈然としないのですが、普通の治療を続けいて大丈夫なのでしょうか?それとも特別な病因でもあるのでしょうか?

引用返信 削除キー/
■3768 / inTopicNo.2)  Re[1]: 中性脂肪と血圧が反比例
□投稿者/ どっく -(2009/11/26(Thu) 19:10:47)
    2009/11/26(Thu) 19:15:32 編集(投稿者)
    2009/11/26(Thu) 19:13:27 編集(投稿者)

    こんにちは>riverfieldさん、はじめまして
    過去スレに関してはさほど気にしていただかなくていいと思います。
    医学情報はときとして変化しますので、私のレスも1年前とまったく同じという保証もありませんから。

    No3767に返信(riverfieldさんの記事)
    > 初めて参加します。過去スレッドを確認していないので重複していたらすいません。現在53歳の男性です。自覚的には急に血圧が高くなりましたが、過去の検診結果などを調査してみると2年前から140台-80台ですので高血圧に近い状態だったと思います。体がだるく、仕事の疲れと思って病院に行くと血圧が180-115で驚きました。その後1ヶ月間血圧を計測しておりますが、平均で167-108-脈79です。降下剤を処方され1週間続けておりますが、改善は見られません。自分なりに悪くなった原因を探りたいと、過去の検診結果と血圧を整理してみました。2006年より身長/体重はほぼ一定で、BMI=27くらいです。メタボ判定は予備軍で脂肪肝です。生化学検査の結果と血圧変動をグラフ化したところ、AST(max32)、ALT(max57)、γGTP(max70)、LDLコレステロール(max151)が右肩上がりとなり相関があるようです。これらの悪化に伴い血圧が上昇したのかも知れません。不思議なのは中性脂肪値が右肩下がりになり(min52)、収縮期血圧のグラフと全くの鏡像関係になっています。血圧のグラフは単純な右肩上がりになってなく、1年前にコブがあるのですが、そこまでひっくり返したグラフになっています。血圧には自信があったので治療中の今でも釈然としないのですが、普通の治療を続けいて大丈夫なのでしょうか?それとも特別な病因でもあるのでしょうか?

    自宅血圧を測定され、過去のデータと比較されるなど、本当に真剣に取り組んでおられるご様子が伝わってきました。そこでそんなデータがあるとなると、ご心配になられるお気持ちも理解できます。

    ただ、血圧というのは多くの患者さんを対象にして「疫学調査」を行えば「傾向」的なことはいえますが、個人の患者さんにおいてある傾向が認められたとしても、それをなんらかの疾患あるいは異常状態の根拠と考えるというのは非常に難しいのです。

    今回のお話で言えば、最初「倦怠感」を感じ、「仕事の疲れかと思われたが」計ってみたら「血圧が高かった」ということでしたけれど、それだけで「倦怠感の原因が高血圧である」とは言えないと思うわけです。仕事が非常な疲れを生じるほどきつく、ストレスも多かったとすれば、それが血圧の上がる原因にもなり、倦怠感の原因にもなりえるからです。

    睡眠不足があれば肝機能が悪化する原因にもなります。逆に、肝機能が上がったら血圧が上がるとか、その逆ということは一般的には言われていることではありません。

    中性脂肪は印象としては、「それが高い人は血圧も高い」といえるような「気もしますが」、あまり明示された研究は無かったように思います。ただ、アルコールの多い人は中性脂肪も上がり、血圧も上がります。これも他に共通の原因があるから並行するわけです。

    今回のriverfieldさんの場合は「反比例」されているわけですが、仕事が大変でいろいろと活動的に動き回ることが多く、一方であまり飲みに行く暇もなかった、という事情があればそうなるかもしれません。

    一方がもう一方の原因であるとばかり考えずに、そういった周辺のご事情も勘案されて見られればいかがでしょうか。また別の原因のようなものが見えてくるかもしれませんし、それが見えれば、「普通の治療」以外に改善に取り組んだりする課題が見えるかも知れません。

    一度ご検討願えれば幸いです。

    どっく

    PS:普段と違う環境で老眼鏡使わずに書いたのでミスが多く何度も書き直しをしてしまいました。お見苦しくて申し訳ありません(__)

引用返信 削除キー/
■3769 / inTopicNo.3)  Re[2]: 中性脂肪と血圧が反比例
□投稿者/ riverfield -(2009/11/27(Fri) 10:44:43)
    どっくさん、ありがとうございます。
    見ず知らずの人の相談に真面目に答えられているあなたは、お世辞抜きで偉いと思います。

    > 中性脂肪は印象としては、「それが高い人は血圧も高い」といえるような「気もしますが」、あまり明示された研究は無かったように思います。ただ、アルコールの多い人は中性脂肪も上がり、血圧も上がります。これも他に共通の原因があるから並行するわけです。

    そういえば思い当たります。数年前までは飲酒の機会が多かった(2回/週くらい)のですが、近頃はめっきり弱くなり1〜2回/月程度です。晩酌もしません。
    高血圧を自覚してからですが、血圧を計測していて飲酒後に測ってみたら血圧が非常に低下していました。(朝178-114-脈73だったのが夜109-48-脈107 3回測って同じ傾向でした。)お医者さんの意見では飲酒して血圧が下がる人もあるということでした。血管が拡張するということでしょうか。
    そうすると、
    @数年前までは飲酒傾向が強かったので、検診のときに血管が拡張気味で体は高血圧でも血圧は低く計測され、中性脂肪は高めであった。
    A近頃は飲酒が少なく、血管が収縮して本来の大きさになり、血圧も本来の値になり、中性脂肪は低くなった。さらにその間にも食生活など血圧の悪化要因が作用し続けた。
    というストーリが考えられます。
    また上のストーリが成り立つとしたら、
    B高血圧の症状の発生は過去に遡るのだから、近頃の食生活だけを問題視するのではなく過去から現在に続く食生活に共通の因子を発見して見直さなければならない。
    と考えます。


引用返信 削除キー/
■3772 / inTopicNo.4)  Re[3]: 中性脂肪と血圧が反比例
□投稿者/ どっく -(2009/11/28(Sat) 09:56:10)
    No3769に返信(riverfieldさんの記事)
    > どっくさん、ありがとうございます。
    > 見ず知らずの人の相談に真面目に答えられているあなたは、お世辞抜きで偉いと思います。

    いえいえ、おだてられると木に登ってしまいそうなので(^^;)そのへんで(__)

    > そういえば思い当たります。数年前までは飲酒の機会が多かった(2回/週くらい)のですが、近頃はめっきり弱くなり1〜2回/月程度です。晩酌もしません。
    > 高血圧を自覚してからですが、血圧を計測していて飲酒後に測ってみたら血圧が非常に低下していました。(朝178-114-脈73だったのが夜109-48-脈107 3回測って同じ傾向でした。)お医者さんの意見では飲酒して血圧が下がる人もあるということでした。血管が拡張するということでしょうか。

    ここなのですが、身体にアルコールが入っている状態では(つまり酩酊状態)アルコールの作用でたしかに血管拡張が起こり、血圧が下がります。しかしその醒めぎわに、飲酒前より血圧は上がると言われていますので、結論としてアルコールは血圧を上げるということになります。実際アルコール単独での影響を見る限り、飲酒量と血圧は正比例して上がるという研究データもあります。

    ただ、アルコールで一日のストレスが取れて睡眠も良好となり、結果として下がるという状態があることは否めません。したがって高血圧患者さんのアルコール適量としては、(アルコール依存状態でない限り)1日1合、週休二日連休、というのが奨められているわけです。

    > そうすると、
    > @数年前までは飲酒傾向が強かったので、検診のときに血管が拡張気味で体は高血圧でも血圧は低く計測され、中性脂肪は高めであった。
    > A近頃は飲酒が少なく、血管が収縮して本来の大きさになり、血圧も本来の値になり、中性脂肪は低くなった。さらにその間にも食生活など血圧の悪化要因が作用し続けた。
    > というストーリが考えられます。

    そういうわけで、このストーリーは、検診の時に体内にアルコールが残っていた、という条件でない限り無理があることになります。アルコールが適度に飲めるほど仕事に余裕があったり、睡眠もよく取れていたり、ということで血圧が落ち着いていた、と言うことなら話は通るかと思いますが。

    > また上のストーリが成り立つとしたら、
    > B高血圧の症状の発生は過去に遡るのだから、近頃の食生活だけを問題視するのではなく過去から現在に続く食生活に共通の因子を発見して見直さなければならない。
    > と考えます。

    ただこの考え方はその通りだと思います・・・

    doc

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