HOME HELP 新規作成 新着記事 ツリー表示 スレッド表示 トピック表示 検索 過去ログ

■3179 / 親記事)  脈圧
  
□投稿者/ とんふぁん -(2007/11/25(Sun) 09:37:24)
    始めまして。
    50代後半の男性ですが、先日最高血圧が220となりふらつきがあって医者に行き降圧剤を頂きました。若い頃から血圧はかなり高めなのですが降圧剤は飲んできませんでした。100ー160くらいを前後しています。ただ、4,5日くらいの長めの休みなどの時は90-130とか85-128とかになりますし、一日の間に昼間は結構下がります。勿論、下がると言っても90前後と130から140と言うところですが。それなので2週間ほど降圧剤を飲みましたが中止しました。1ヶ月経って今は元の血圧に戻りました。90ー150前後です。しかしながら朝とか夜に170から190と高い事が多々あります。日中は殆ど150前後です。また、脈圧は30から50と言われていますが私の場合60から80くらいの脈圧の時が多々ありますが何か問題があるのでしょうか。今回のふらつきと血圧の高さの原因は推測しますと、お酒の量が過ぎた事と夜更かしが原因だと思います。
引用返信 削除キー/
■3180 / ResNo.1)  Re[1]: 脈圧
□投稿者/ どっく -(2007/11/25(Sun) 15:59:11)
    2007/11/25(Sun) 16:00:22 編集(投稿者)

    こんにちは、はじめまして>とんふぁんさん
    まず最初に表題のことについて

    No3179に返信(とんふぁんさんの記事)
    >また、脈圧は30から50と言われていますが私の場合60から80くらいの脈圧の時が多々ありますが何か問題があるのでしょうか。

    脈圧については、現在何が正常という基準はまったくありません。30-50と言うことをどのようにお知りになられたか判りませんが,極端な話をすれば、120/70でも50ですが、170/120でも脈圧は50です。でもこの数字が良い数字だとは思われないでしょう。
    現在の血圧の基準では、収縮期(上)が140以上または拡張期(下)が90以上が高血圧と定められています。上が160以上または下が100以上の場合は高血圧2と言う範疇となり、より重症と目されます。逆にまったくの正常範囲は上が120未満かつ下が80未満です。これらについては下記ページをご参照ください
    ttp://docknkt.com/sisin2003.htm
    118/58あたりの数字になれば脈圧は60ありますがまったく正常です。ただ、上行大動脈の動脈硬化が進んだり、心臓の大動脈弁の閉鎖不全が起こったりした際は、上の血圧が高く下がより低くなっていく傾向にはなりますので、その場合はたしかに脈圧は大きくなります。つまり脈圧が大きい場合にそれが問題かどうかは血圧のみならず全身の状態、心臓の状態などによるわけです。脈圧についてはそのようにご理解いただけると幸いです。

    ただ、それよりもお書きになったメッセージで私が気になるのは

    >それなので2週間ほど降圧剤を飲みましたが中止しました。1ヶ月経って今は元の血圧に戻りました。90ー150前後です。しかしながら朝とか夜に170から190と高い事が多々あります。日中は殆ど150前後です。

    という点です。つまり、普段の血圧が既に高血圧症のステージ1を常に越えていて、一時的にはステージ2に到達する血圧の状態で薬剤を中止されたというところです。

    お話のそのままだと、主治医の先生には相談されずにご自身の判断で中止されたように読めるのですが、そうなのでしょうか?
    薬物を使うかどうかはともかく、その血圧は必ず治療が必要なレベルです。そして一般療法で改善しなければやはり薬剤が必要となるという状態だと思います。高血圧症は怪我や風邪のように、一定期間で状態が改善したら治療をやめてよいような疾患では決してありません。その事をどうかご理解いただきたいと思います。

    私の危惧が杞憂であればよいのですが・・・

    どっく/中塚比呂志@豊中診療所

引用返信 削除キー/
■3419 / ResNo.2)  Re[2]: 脈圧
□投稿者/ とんふぁん -(2008/09/14(Sun) 13:37:21)
    何処に投稿したか、わからなくなって10ヶ月たった今日このサイトを見つけて読んでいるうちに私の投稿を見つけました。
    どっく先生、アドバイス有難う御座います。遅ればせながらお礼を申し上げます。
    さて、あれから2ヶ月くらいしてからの血圧ですが家庭内測定ですが90前後から140前後の血圧に戻りました。おそらく、私の血圧はそのくらいが平常値だと思います。
    先生の仰るように、係りつけの医師には黙って薬はやめました。その医師には20年くらいかかっていまして降圧剤は飲みたくないと日常的に言ってましたから無理には勧めませんでした。
    その後、今日に至ります。
    高血圧がサイレントキラーと言う言葉も知っています。
    若い時から、高いですからいつも気にはしていますがお酒が止められない、タバコがやめられない、運動不足諸々で過ごしてきました。
    流石に、60歳になるこの頃死の恐怖が出て参りましたので、タバコは5年前に止めましたが、お酒を減らすか降圧剤を飲むか迷っています。
    ちなみに、自宅での晩酌が日本酒で三合換算で毎日飲んでいます。
    ともすると、飲みすぎになり血圧も上がります。
    せめて二合くらいで、しかも休肝日を設ける事が出来たらと思います。
    やはり、薬は飲みたくないものです。

引用返信 削除キー/
■3420 / ResNo.3)  Re[3]: 脈圧
□投稿者/ どっく -(2008/09/14(Sun) 14:27:39)
    2008/09/14(Sun) 14:28:38 編集(投稿者)

    お久しぶりです>とんふぁんさん

    No3419に返信(とんふぁんさんの記事)
    > 流石に、60歳になるこの頃死の恐怖が出て参りましたので、タバコは5年前に止めましたが、お酒を減らすか降圧剤を飲むか迷っています。
    > ちなみに、自宅での晩酌が日本酒で三合換算で毎日飲んでいます。
    > ともすると、飲みすぎになり血圧も上がります。
    > せめて二合くらいで、しかも休肝日を設ける事が出来たらと思います。
    > やはり、薬は飲みたくないものです。

    薬を飲みたくないというお気持ちは充分理解できますし、実際そのように頑張られている私の患者さんも多くおられます。ですから、薬を飲む以外で何か対策できることがあるのならそこを対策すればいいわけです。
    とんふぁんさんは、ご自分の血圧に対して薬を飲みたくないというお気持ちを翻してでもお酒を続けたいと思われるほどのお酒好きでしょうか。 もしそうでなければ、極論すれば完全に断酒されれば原理的には血圧は確実に下がります(前述のサイト↓をご覧ください)
    ttp://docknkt.com/sisin2003.htm
    下がり幅は2-4mmHgと一見低いようですが、これは推奨の「1日1合、週休二日」の場合です。アルコールによる他の要因を全く省けばアルコールは1適飲んでも血圧は上がるということがエビデンスです。平均で高血圧基準ギリギリのとんふぁんさんであれば、断酒されればかなり下がるのではないかと考えます。
    ただ、少し飲むことで気分的な安定をえられるとか、家庭の団らんに必要だとかということであれば、下がり幅は少ないけれど一定飲む量を残す、ということで推奨基準(1日1合週休二日)を提唱しているわけです。
    (逆に、それなら止めないと、あるいは減らさないとと思ってみるが、結局できない、と言うことがあればそれはまた問題が違ってくるのですが・・・)

    ぜひ、断酒、あるいは減酒を実行されて無投薬での血圧管理を成功させてください

    doc

引用返信 削除キー/
■3421 / ResNo.4)  Re[4]: 脈圧
□投稿者/ とんふぁん -(2008/09/17(Wed) 07:26:26)
    No3420に返信(どっくさんの記事)
    > 2008/09/14(Sun) 14:28:38 編集(投稿者)
    >
    > お久しぶりです>とんふぁんさん
    >
    > ■No3419に返信(とんふぁんさんの記事)
    >>流石に、60歳になるこの頃死の恐怖が出て参りましたので、タバコは5年前に止めましたが、お酒を減らすか降圧剤を飲むか迷っています。
    >>ちなみに、自宅での晩酌が日本酒で三合換算で毎日飲んでいます。
    >>ともすると、飲みすぎになり血圧も上がります。
    >>せめて二合くらいで、しかも休肝日を設ける事が出来たらと思います。
    >>やはり、薬は飲みたくないものです。
    >
    > 薬を飲みたくないというお気持ちは充分理解できますし、実際そのように頑張られている私の患者さんも多くおられます。ですから、薬を飲む以外で何か対策できることがあるのならそこを対策すればいいわけです。
    > とんふぁんさんは、ご自分の血圧に対して薬を飲みたくないというお気持ちを翻してでもお酒を続けたいと思われるほどのお酒好きでしょうか。 もしそうでなければ、極論すれば完全に断酒されれば原理的には血圧は確実に下がります(前述のサイト↓をご覧ください)
    > ttp://docknkt.com/sisin2003.htm
    > 下がり幅は2-4mmHgと一見低いようですが、これは推奨の「1日1合、週休二日」の場合です。アルコールによる他の要因を全く省けばアルコールは1適飲んでも血圧は上がるということがエビデンスです。平均で高血圧基準ギリギリのとんふぁんさんであれば、断酒されればかなり下がるのではないかと考えます。
    > ただ、少し飲むことで気分的な安定をえられるとか、家庭の団らんに必要だとかということであれば、下がり幅は少ないけれど一定飲む量を残す、ということで推奨基準(1日1合週休二日)を提唱しているわけです。
    > (逆に、それなら止めないと、あるいは減らさないとと思ってみるが、結局できない、と言うことがあればそれはまた問題が違ってくるのですが・・・)
    >
    > ぜひ、断酒、あるいは減酒を実行されて無投薬での血圧管理を成功させてください
    >
    > doc
    >

    再度のアドバイス有難う御座います。
    アルコールが高血圧にかなりの影響をしていると言う事なんですね。
    22歳の時に高血圧を知りましたが、それまでの飲酒量は半端な飲み方ではなく飲んでいましたので、きっとそれが原因だったのかも知れませんね。
    若い時は血圧が上がっていても、ふらつきなどあったとしても気にしなかったのだと思います。
    この歳まで、入院、自宅でも1週間と寝た事もなくやってきましたし、身体は男としては小さいですが、166センチ、体重60キロ前後と20歳くらいから殆ど変っていません。
    11年前47歳くらいの時に初めて昨年のような症状が出ました。それから、症状が治まり忘れていました。
    つい、最近になってまた血圧が上がりだしてきたので、こうしたサイトを見るようになったのですが飲酒が原因なんですね。
    かなりの飲酒をする人でも血圧が上がらない人もいるので、必ずしも飲酒が原因だとは思っていませんでした。
    勿論、原因は様々なものがあるでしょうが飲酒は元凶なんですね。
    断酒は出来ないかも知れませんが、量を減らす、休肝日を設けるとか努力をしてみます。
    どっく先生、降圧剤を服用しながら飲酒をするという事はどうなんでしょうか?
    高血圧による身体への影響からすると、日常から血圧を下げておくという意味では必要なのでしょうか。
    低いに越した事はないという意味では、60歳に近い私のような年齢でも90−140くらいでも降圧剤は飲んだ方が良いのでしょうか。
    降圧剤の副作用はないのでしょうか。
    アレルギー体質(鼻炎、皮膚、喘息)なので、副腎皮質の治療薬(クロコデミン)などを年に数回飲みますが併用しても大丈夫なのでしょうか。
    兄がストマイ患者で聾唖者になったものですから、薬の副作用をとても気にしています。

引用返信 削除キー/
■3422 / ResNo.5)  Re[5]: 脈圧
□投稿者/ どっく -(2008/09/17(Wed) 08:21:57)
    どもです>とんふぁんさん

    No3421に返信(とんふぁんさんの記事)
    > つい、最近になってまた血圧が上がりだしてきたので、こうしたサイトを見るようになったのですが飲酒が原因なんですね。
    > かなりの飲酒をする人でも血圧が上がらない人もいるので、必ずしも飲酒が原因だとは思っていませんでした。
    > 勿論、原因は様々なものがあるでしょうが飲酒は元凶なんですね。

    血圧の原因自体判らないもの(本態性高血圧)が多いわけで、家族歴などから血圧の上がりやすい遺伝要因などがあり、そこに外的要因の加わったものがそうだと言われていますから、アルコールはその外的要因の一つと考えるべきだと思います。人によっては上がらない人もあるわけですが、アルコールの急性反応はあまり人には依らないのではないかと。つまり血中アルコール濃度の高いあいだは血圧が下がり、醒め際に上がってくるという反応です。

    > 断酒は出来ないかも知れませんが、量を減らす、休肝日を設けるとか努力をしてみます。

    それだけでもずいぶん違うと思います。

    > どっく先生、降圧剤を服用しながら飲酒をするという事はどうなんでしょうか?
    > 高血圧による身体への影響からすると、日常から血圧を下げておくという意味では必要なのでしょうか。
    > 低いに越した事はないという意味では、60歳に近い私のような年齢でも90−140くらいでも降圧剤は飲んだ方が良いのでしょうか。

    降圧剤を飲んだ方がいいかどうかは別問題として、もう少し下げておいた方がよい血圧には違いないと思います。したがってそこに、あとは薬で下げるべきかどうか、と言う問題が生じるわけです。本来断酒すれば確実に下がると言う場合に、飲み続けているからその分を降圧剤で下げるというのは本末転倒な気がしないでもないですよね。ただ前述したように、アルコール自体が何らかの理由で必要な場合(よくあるのは仕事上の必要性だとか、家族の団らんだとか、です)に、薬を飲むということに抵抗がなければそのようにすることは多いです(本当に「必要」なのかどうかということは別問題になる場合が多いとは思いますが・・・)。

    > 降圧剤の副作用はないのでしょうか。

    残念ながら「副作用の100%ない」薬剤はあり得ません。副作用がどうしても怖いなら薬剤を使用しない方向で治療を考えるしかないと思います。

    > アレルギー体質(鼻炎、皮膚、喘息)なので、副腎皮質の治療薬(クロコデミン)などを年に数回飲みますが併用しても大丈夫なのでしょうか。

    併用されている方は多いです。ステロイド剤では血圧の上がることもよくありますから、降圧剤が必要になることも多いのです。

    以上のようなことをご考慮の上、治療法を選択されるべきだと思います・・

    doc

引用返信 削除キー/



スレッド内ページ移動 / << 0 >>

このスレッドに書きこむ

Pass/

HOME HELP 新規作成 新着記事 ツリー表示 スレッド表示 トピック表示 検索 過去ログ

- Child Tree -